少年法で裁かれる最高刑とは

少年法の存在と意義

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未成年に死刑は?

罪を犯した成人と未成年では刑罰が異なります。 そして裁判の方法や服役する施設まで、実はほぼすべてが異なるのです。 当然のことのように感じますが、それが少年法であり、これまでも少なからず改正が行われて現在に至っています。 実はとても身近な問題です。 続きを読む

少年法とはなにか

昨年、選挙権の年齢が20歳から18歳に引き下げられました。
最近では、少年による凶悪な犯罪が起こるたびに、少年法の年齢引き下げをニュースで取り上げたりします。
この少年法の年齢引き下げの問題は過去にも長く議論されてきました。
今は成人の規定は20歳ですが、選挙権年齢も引き下げられ、民法においても成人の規定を18歳に見直そうという動きがあります。

時代の流れからいっても、少年法にも話が及んでも不思議ではない状況です。
ただ、少年法については、昭和40年代でも少年、未成年による凶悪犯罪が起こり、少年法改正の議論はたびたび行われてきました。
成人と未成年(20歳未満)の犯罪については、司法の手続きから大きく異なります。
よく耳にする少年には死刑がないという話ですが、これは正確に言えば間違っていると言えるでしょう。

少年法では、犯行当時に18歳未満であったときには死刑に科せないことが規定されています。
ただ、犯行時に18歳以上だった場合には、事件のさまざま面を考慮して死刑判決が出る可能性があるのです。
その基準として、その犯罪の性質(計画性、内容、動機など)や犯行の態様(残虐性、執拗性など)が挙げられます。
また、被害者数や遺族の被害感情、社会的影響なども考慮して判決がでるのです。
まずは犯行時の年齢によって決められますが、上のようにその犯罪を十分に検証した上で判決が出るということです。
巷で言われる少年に死刑はないというのは、厳密には正しくないのかもしれませんね。

成人とはなにが異なるか

選挙権年齢が18歳に引き下げられ、成人の規定においても民法改正が検討される昨今、改めて未成年と成年の違いとはなにかを考えるときかもしれません。 20歳という境界線を超えると、社会的責任が増え、ひとりの成人としてみなされます。 刑事裁判にはどのような違いがあるのでしょうか。 続きを読む

更正と刑罰の間で

単に刑罰を重くすれば犯罪抑止力になるのでしょうか。 少年法により定められた司法手続きと、成人の犯罪者の司法手続きの違いを知ると多く違いがあることに気づきます。 更正に重きを置いた少年法では、再犯をしないために、成人とは異なる裁判のプロセスがあります。 続きを読む