少年法で裁かれる最高刑とは

少年法の存在と意義

未成年に死刑は?

少年法ができた背景には

少年法ができたのは戦後の昭和23年です。
その特徴として、成人と同じ刑事処分(犯罪者に対する刑罰)を科すのではなく、原則として家庭裁判所による保護更正のための処置をすることです。
つまりは、成人として刑罰によって罪を償うのではなく、少年の保護と更正を目的にしたものであるということです。
もちろん、犯罪の性質により、家庭裁判所から検察に行き刑事裁判となるケースもあり、すべてがその限りではありません。
言い換えれば、その目的は未成年を犯罪者として扱うのではなく、罪を償いながら将来のあるひとりの人間として更正への道筋をつけることだと思います。
たびたび起きる社会を震撼させるような少年犯罪は、少年法を見直す動きにもなっています。

少年法、17歳までは?

そもそも少年とは何歳から何歳までなのでしょうか。
少年法が適用されるのは、犯行時に20歳未満であった場合です。
おおまかに言うと、0歳から13歳までの場合には、刑事責任が問える年齢に達していないために刑罰は受けません(11歳からは少年院送致の可能性があります)。
14歳と15歳の場合には、家庭裁判所にて禁固刑以上の罪と判断された場合、検察に送致され刑事責任を問われることもあります。
16歳と17歳の場合も、同様に検察に送致され刑事責任を問われます。
14歳と15歳と異なるのは、被害者が志望した故意犯(殺人など)は原則として検察に送致されます。
14歳から17歳の場合には、刑事裁判にて死刑となっても無期刑、無期刑が20年以下の有期刑に減刑されます。


この記事をシェアする